日弁連会長選挙について

 飯塚市の小島法律事務所より、弁護士による「日弁連会長選挙」についての解説です。

 令和2年3月11日、日本弁護士連合会の会長選挙の再投票が行われ、荒 中 (あら ただし)弁護士が会長に当選されました。

 荒中弁護士は仙台弁護士会の所属されていて、約30年ぶりに東京と大阪以外の地方からの会長選出となりました。その再投票の速報結果(令和2年3月12日現在)は、以下のとおりです。

  荒 中  弁護士 得票総数:1万0145票 獲得会:39会  

 山岸良太 弁護士 得票総数:  9537票 獲得会:12会

 日弁連の会長を選出する選挙は、弁護士会単位で集計されます。また、一般の国政選挙などとは異なり、当選のためには①選挙における最多票を獲得する②全国の弁護士会のうち、3分の1を超える弁護士会(全国52の弁護士会があるので、18以上の弁護士会)で最多票を獲得する、という2つの条件を満たす必要があります(日弁連会則61条2項、日弁連会長選挙規定39条1項)。 ちなみに、上述の「獲得会」というのは、最多票を獲得した弁護士会の数のことを指します。

 この当選条件が満たされなかった場合は、立候補者を得票数の上位2名に絞ったうえで、同様の当選条件で再投票が行われます。

 令和2年2月に行われた会長選挙では、5名が立候補するなかで、山岸弁護士が最多得票を獲得しましたが、18以上の弁護士会で最多票を獲得するには至らず、当選条件がクリアされませんでした。ですので、今回の会長選挙の再投票となったわけです。ちなみに、荒弁護士は、投票数は次点で、28の弁護士会で最多票を獲得していました。

 なお余談ですが、現在の弁護士数は4万人を超えますから、総投票数(1万9682)からみると、今回の再投票の投票率は単純に平均すると50%を切ることになります。(ちなみに、投票率最高は釧路弁護士会で、最低は埼玉県弁護士会です。福岡県弁護士会は約44%でした。) 選挙に関する無関心が社会問題となっていますが、弁護士会内部も同様かも知れません。

 もちろん、当職は投票しました。

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